春も秋も、どちらのシーズンにおいても、スピナーベイトを使ったアプローチは、王道スタイルアングラーのみなさまにとっては、シャローでの不可欠な駒にはちがいない。
では、同じシャローを攻めていくにしても、春と秋とはどう違うのか、おさらいの意味も込めて頭の中で整理しておくのがいいだろう。^^
「風が吹いたらスピナーベイト!」という鉄則は、スポーニングが絡んだ最初期の段階では、そうですね、つまりほとんどの個体がプリスポーニング或いはそれ以前の段階であるならば、それは除外すべき例外だと話したことがあると思う。ご記憶の方もいらっしゃることだろう。
そう、初春はいくらスピナーベイトでのアプローチだといっても、風の当たるスポットではなく、風をプロテクトできるスポットに狙いを定めるというのが応用編の鉄則だ。
もちろん捕食行動のために射してくる個体も、そして最大の狙いである、スポーニングムードに誘われてシャローへと射してくる個体も、その両方を狙っていくわけだが、その中心はあくまでプロテクトされた水域のスポットになるわけだ。
では、秋はどうか?
はい、秋本番のシーズンでは、たとえ水温が15度を下回ってこようとも、主には風の当たる側、流れの当たる側を、まずは積極的に狙っていくのがいいだろう。
しかしながら、寒冷前線、いわゆるコールドフロントが押し寄せてきて、急激な水温低下に見舞われた場合には、逆にプロテクトスポットを狙っていく。そう整理しておきたい。
そして、秋のシーズンは、シャローだけでなく、沖目の浅いところでも、ベイトフィッシュを追いかけるバスの姿を頻繁に目にする。
(沖目でスクールしている光景を目の当たりにし、めちゃくちゃ興奮し^^;、同じくスピナーベイトで狙っていくのももちろんアリなわけだが、それよりもやはり効率のいいのは、トップウォーターゲームになってくる。^^;
いくら寒くなったっていっても、まさかトップウォータールアーを使っていないってことはないですよね?!^^;
「金属ジャラジャラ」使っていますか??
ノイジー系や、スイッシャー系、シバリングもまさかお忘れではありますまい!!^^;)
つまり、秋のシーズンの、やはりシャローへと射してきたベイトフィッシュにリンクしてくるのが、それこそがスピナーベイトの独壇場であるといえよう。
そして、ウィード等のソフトカバーの密度が薄れてくる時期ですので、ポジショナルではなく、ノンポジショナルの個体狙いであることを忘れないでおきたいところだ。
となると、風が当たっているバンク側を狙うわけで、
その際、どういったアプローチになっていることでしょうか???
はい、ここでフィッシングエルモの合言葉~~~、
【秋のウィードエリア攻略のスピナーベイティングは、「風を背にして」投げ入れろ!
「追い風」を背にしてのアプローチが鉄則だ!
なぜなら、水中のウィードは同じ方向へと一斉に倒れているのだから、
そのスリットを!ウィードと平行にリトリーブすれば!
まさに効率のいいリトリーブが可能だからだ!^^
根掛かり知らず! 恐れることは何もなくなるだろう!】
そしてもういっちょ、
【活性のいい時は、上方向のジャーキングと同じく、
例の3/8ozを使った、(1/2ozでも可能ですね)、
「僅か1ヒロの短距離間での、およそ50CMの一気の浮上アクション」で釣り上げろ!!
そう、リーリングにして「たった3回転まで」で釣ってやれ!!】
憶えておくといいだろう!!(笑)
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それでは今日も釣果報告へと移りましょう。
毎度おなじみのご当地からの刺客、あっぱれドラマーアングラーの「バスドラ三年タム八年」氏が~~~、
強風吹き荒れた10月26日に~~~、
相対的濁度が格段に増してしまったフィールドで~、早速見事にやってのけてくれましたあ===!!
もちろんここでラインに結びつけたのは、エルモでのど定番「バイブラフレックス」で~~~、
狙いを定めたのは風の当たるベジテーションカバー際~~~、
そしてもちろんカントダウンしてから~~~~~、
おもいっきり息を殺して超高速リトリーブ=====!!
すると~~~、ワオー~~~!
写真のような~~~、ゴージャス45CMオータムフレッシュファイトバスを釣り上げてくれましたあ=====!!!
さらには~~~、同じくシンキングルアーの~~~、今度はリップレスクランクベイトのど定番、「レッドアイシャッド」でも~~~、
もっちろん超高速リトリーブで狙っていくと~~~、
ドカーン!
ガッツーン===!!
2尾も追加===!!
瞬く間に3尾も釣り上げ~~~、秋の面白さを満喫してくれましたあ=====!!!^^
さっすがですよ~~~!!
秋らしい最高のスタイル、見事に駒にしていただきましたね!!
巷ではなかなか、こういったスピードの最上限で釣った経験のある人なんて、超少数ですから...^^;
バスドラ三年タム八年氏曰く、
【どうもバスドラ三年タム八年です。
土曜日の午前中にシンキングルアーで楽しい釣りが出来たので報告します。
フィールドに着くなり超強風と連日の雨による相対的濁度の増加でこれはジャークベイトじゃないな…と思い、
バイブラフレックスの1/2ozからスタートしました。
理由は風が強過ぎたのでしっかり投げられるウェイト、濁りでもはっきりしたボリュームが欲しかったからです。
風が当たるベジテーションカバーの際を、
カウント6で1・5~2mラインまで落とし、
あとはスピナーベイトの強さを最大限生かす為の~~~、
ガチャ巻きで~~~!!^^
開始早々30分で答えが出ました===!!
あとはウィードエリアをレッドアイシャッドのこれまたカウントダウン速巻きで2本追加しました。 小バスでしたけど…
ヤッパリ風の日には強いベイトが生きますね。】
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それでは本日お二人目の~~~、そしてオオトリとしてご登場いただくのは~~~、
毎度おなじみの香川県のフィッシングエルモプロスタッフのアピット氏で~~~、
めちゃくちゃ勉強になりまくりの~~~、ありがたすぎる~~~、とてつもない釣果報告をいただきましたよ===!!^^
はい、寒冷前線が来襲し、いわゆる「西高東低の気圧配置」になって~~~、
北風ビュービューで~~~、寒さも身体の芯から冷えちゃうくらいで~~~、(トホホ...^^;)
それなのに~~~、10月26日、例えばたった数日で一気に水温が4度程度下がっちゃって~~~、
それなのに増水で~~~、かんだか目に入るカバーが~~~、「隣の芝生がぜんぶ青く見える」状態だったら~~~、(笑)
いったいどうされますか~~~???って、
今日はそんなお話になりますね。^^
もちろん~~~、そんな時こそ~~~、
プロテクトされたスポットでの、ポジショナルフィッシュ狙い一徹!!
はい、「王道フリッピング!」が効果的ですよね===!!^^
でもですね、そんな、どこのカバーでもよさげに見える時~~~、
プライムスポットをちゃんと絞り込んでいけるか否かが~~~、
「ワームは何使ってる?」とか、「ロッドは何?」とか、そんなことよりもとにかく大事ですよね===!!^^
いかに効率的にやっていくか??
【フリッピングでのアプローチの場合、どうやってプライムスポットを絞り込んでいっているか??】
今日はそこんところがめちゃくちゃわかりやすいメールをいただいていますので、ぜひ熟読をお願いしますね!!
アピット氏に敬礼!!
さて、いかにしてアピット氏はスポットを絞り込んで~~~、
43CMのフレッシュファイトバスから始まり~~~、
サイズアップして~~~、45CMのゴージャスバスへと繋げ~~~、
最終的に王道パターンフィッシング成立となる~~~、
ワオーーー!衝撃的な~~~、50CMオーバーの正真正銘キッカー、ゴージャスランカーバスを釣り上げることに繋がったことでしょうか=====!!!
アピット氏曰く、
【毎度です。アピットです(^o^)
台風一過で冬型の気圧配置になった10月26日、山間部のリザーバーに出掛けました。
冬型になっただけあって寒い…。
冷たい季節風がビュービューと吹き付けます。
更に大雨が数日降り続いたため激濁りで、
水温も数日で4℃前後も落ちて13~14℃にまでなっていました。
まあそのおかげか、土曜日だというのに貸し切りですよ(^_^)
開始時の作戦では、フィーディングのバスをメインパターンで。
こういう状況なのでシャローカバーかディープで避難のポジショニングを取るバスをサブパターンとして狙いました。
しかしながらやっていく内、
フィーディングとディープは無いというところにたどり着きました。
そして分かったのはフリッピングだけが通用パターン。
シャローカバーでうまいこと43cmが拾えました。
増水気味なので、冠水植物やら吹き溜まりやらで見た目においしそうなカバーは無限にあります。
それらに惑わされていては時間がいくらあっても足りないので、組み合わせを考えながら絞り込みをかけます。
そうしている内に45cmクラスがヒット。
釣れないカバーと釣れるカバー。
この2尾でかなり絞れました。
・風で波立っている所はNG
・強い流れ込み周りはNG
・ドン深の地形はNG
・地形変化の緩いストレッチにあるカバーは上記を外してもNG
そして必須条件は
・浮きゴミがある
・そこに縦のカバーが絡む
・緩い傾斜、つまりある程度の面積のシャローがある
・カーブや窪みなどの地形変化がある
・ごく僅かな流入の流れ込み
随時と時間がかかりましたが、どうにかこうにかここまで絞り込みました。
そしてこれらの条件を兼ね併せているスポットを探しつつ移動。
しかしここまでの条件を兼ねている場所なんて殆どありません。
ほどほどの条件の場所ではあたりもかすりもしません(^^;)
そしてその条件の場所が見つからないまま「ここは絶対だろう」と目を付けていた場所へ。
もう時間がないので、ここで釣れなかったらパターン不成立です(^^;)
そして一投目、
心してそっとボートを近づけ、
浮きゴミと縦のカバーが絡むピンをプライムスポットとして狙い、
そっとプレゼンテーション。
浮きゴミを破って~~~、
スルリとルアーが沈んで~~~、
間もなく~~~、
「ゴン」!!
思いっきりフッキング~!
うぉぉーやりました。
パターン成立を確信させるジャスト50cmのキレイなバス
(画像はこの魚)
更に同エリアでもう一尾ヒット。これは惜しくもツルに絡んでばらしました。
これにて終了。
とても厳しい状況でしたが、魚の状態を読んで絞り込むパターンフィッシングの醍醐味を楽しめた1日となりました。
使用タックルは
オールスターのフリッピングロッド76H
クァンタムアキュリストにPE60lb
ルアーはグラスマスターウィードジグ1ozと1.5oz
トレーラーにカルプリットウォータービートル3in、ジンラルービッフルバグ4.25inでした。】
どうですか、みなさま??
フリッピングやってみたくなりませんでしたか??!
ここでフィッシングエルモ~~~、強烈お薦めフリッピングロッド入荷情報===!!!(笑)
どうですか~、やってみませんか?? フリッピングも??
というわけで~~~、1万円以下で~~~、最高の~~~、本物の道具が~~~、ここエルモにはございますよ~~~!!
エルモは「本気でいいもの!」と考えていますよ!!
他店のように、価格が高いからいいもの!ってのとは明らかに違う次元の話ですぞっ!!(笑)^^;
そうです、ずいぶんやわらかい60Mであってさえ、若手のホープ北村氏が、15キロのハクレンを釣ってたあの逸品が~~~、
(この魚、同じくグラファイトシリーズの60Mジャーキングロッドで釣り上げてくれたんですよね!!^^ それだけでこのシリーズが「ロッドの一つの完成形!」ってわかっていただけたと思います。^^)
はい、『グラファイトシリーズ 76H フリッピングロッド (テレスコタイプ)』が~~~、
今!実店舗で売れに売れまくっていますよ=====!!!^^
ナント~~~!フリッピングロッドが~~~、1万円以下ですぞっ===!!
写真左が「グラファイトシリーズ76H」で、
写真右がエルモでのど定番で、通称エルモジャングルスティックこと(苦笑)、「エクストリーム76H」になります。
どちらも品切れしていて、たいへんご迷惑おかけしました。(汗)
フリッピングタックルも価格が高いからいいってもんじゃあ、ありませんから!!(笑)
ぜひぜひコチラからよろしくお願いします!!
http://www.fishingelmo.com/cp-bin/remiseCart/main.cgi?mode=details&sid=1&gid=1S000139
http://www.fishingelmo.com/cp-bin/remiseCart/main.cgi?mode=details&sid=1&gid=1S000237
さあみなさん、
風が当たるスポット、それともプロテクトスポット、それが問題だ!(笑)
スピナーベイトの超高速リトリーブから、フリッピングまで駆使して、
秋本番をおもいっきり楽しみましょう!!
もちろんいい釣りできたら、ご一報を!!