スティービー・ワンダー氏曰く、
自分の納得できないことは、簡単に信じてはいけない
迷信なんか気にしていたら、とても生きていけない
で、馬鹿げた迷信の上で成り立っているのが、メディアやモノ至上主義に汚染された昨今の日本のバスフィッシングの、辛くも苦しい御台所事情でしょうね.......
アメリカのトッププロが使っているから、だからといってロングレングスのロッドを使っているのですか??
雑誌で書かれているから、あの有名で人気のライターが言っているから、7フィートなんですか??
みんながロングロッドを使うから、俺もロングロッドなのですか??
なんで6フィートは使わないのですか??
そこになにかしら根拠があるのですか??
「20Mの距離感」でさえ身についていない状況なのに.......
何の根拠もない“不安”や“悩み”、
また根拠のない“生まれの卑しさ”や意味のない“運命論”等に自分を縛りつけていては、
決して幸せなバスフィッシングライフを送ることはできないでしょう.......
そんな薄弱で貧困な感情や思想、意思こそが、
自分を不幸に追いやってしまうのかもしれない.......
------------------------------------------------------------------------------------------------------
前回のエントリーでは、【バスフィッシングのスキルアップを目指す上では、「一定した距離感」というものが非常に大切である】という旨の話をしました。
http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2012/11/post_782f.html
しかもその距離感というものが、悲しくも日本全国で蔓延っている病のような、
とにもかくにも、老若男女が押しなべてロングディスタンス、
つまりは40~50Mといった遠投などという馬鹿げたシロモノではなく、
あくまで【「20Mの距離感」がめちゃくちゃ大事!】ということをお伝えしました。
もちろん目測での慣れというものはアングラー様それぞれによってまちまちでしょうから、その距離が正確に測れば19Mであったり、21Mであったり、22Mであったりといった誤差が生じるのは当たり前のことですが、
アングラーとして最も大事なのは、一定の距離のキャスティング、同じ距離でのプレゼンテーションを体に沁み込ませることにあります!!^^
まずはこのⅠ.「20Mの距離感」を研ぎ澄まし、
その次の段階で、Ⅱ.「15Mの距離感」、
さらに次の段階では、Ⅲ.「30Mの距離感」という風に、
もちろん習得するにはけっこうな時間と労力がかかりますが、
このような基本的な3つの距離感を持つことの重要性に言及しました。
しかしながら、いくら口を酸っぱくしてこのようなめちゃくちゃ大事なことを繰り返し言ってみたところで、巷の大多数の人々ならば、すぐに忘れちゃうでしょう...^^;
「けっ、20Mだと...... そんな短い距離って意味ないじゃん...」と唾を吐きかけながら.....OTL
でも、真の技術であるエルモスタイル、そうです、ロッドワークの奥深い世界へと一歩足を踏み入れてくれたアングラー様ならば、
実際に体を通して、腕を痛めつけながら頑張っていただいているわけですから^^、
20Mという距離が決して短くないことを痛いほど実感しておられることと存じます。
(注 ちょっとでも不安でしたら、即座に15Mでのロッドワークをやっていきましょうね。それからまた20Mへとシフトしていくのが、練習方法の定石になりますよ。念のため。^^)
はい、ですので、こういった大事な基本中の基本がわかっているだけで、それは非常に大きな差となって、今後の貴殿のバスフィッシングライフにとてつもない大影響を及ぼしますので、
エルモスタイルにハマってくれたみなさま、めちゃくちゃ、超ラッキー、超幸運でしたね!!(笑)
なんてたって、バスフィッシングが大切な趣味で、しかも人生においてもけっこう大きな位置づけになっている、そんな熱いみなさまですから、
「最近の俺は、釣りに行くたびに、確実に上手くなっているような気がする!」っていう実感ほど、
「楽しくなるバスフィッシング」は他にないですもんね!!^^ おめでとうございます!!^^
おっと、ここで強く言っておきたいことなんですが、
なにもロッドワークだからってことではないですよ。
そうです、リーリングの釣りでも「20Mの距離感」がめちゃくちゃ大事なんですよ!!!
というわけで、ここで自問自答してみましょう、
『俺のロッドって、ジャーキングとかのロッドワークならば、6フィートとか、5.6フィートってレングスだけれど、
クランクベイトとかスピナーベイトになると、なんだかちょっぴり不安になって、6.6フィートとか、さらに長い7フィートも使ってるよな........』
どうですか、みなさん???
もしかして、20Mの距離感が身についていないにもかかわらず、いろんなレングスのロッドを使用しちゃってはいませんか???
ガ~~~~ン....... orz
ガビ~~~ン....... OTL
ここで、フィッシングエルモの合言葉~~~、
【「20Mの距離感」を体に沁み込ませるためには、とにかく使うロッドのレングスを揃えていけ!!
ジャーキング等のロッドワークのスタイルだけではなく、
クランクベイトやスピナーベイト等の、もちろんリーリングのスタイルでも、6フィートクラスだけをとことん使っていけ!!
フィッシングエルモのプロスタッフの面々や常連様なら、当たり前のように6フィートレングスのロッドだけで10本以上は持ってるよ!!^^】
憶えておくといいだろう。
(ここで余談ですが、長いレングスのロッドの方がトルクがあってデカバスを寄せやすい、なんてお馬鹿過ぎる迷信が風説の流布の如く蔓延してますが、これは大嘘ですぞっ!!^^;
当フィッシングエルモブログでは再三再四言い続けていますが、
大は小を兼ねるということは、ことロッドの場合、【「短は長を!」「柔は硬を!」兼ねる】ということですから、
しっかりと頭に叩き込んでおきましょう!!)
ちなみに、日本全国で数多くの釣具店、バスフィッシング専門店がありますが、
6フィートのレングスのロッドをメインにかたくなに売り続けているショップが弊社の他にございますか、みなさん???
初めて弊店にご来店されたお客様がとにかくビックリされることのひとつが、
「うわあ~! ほんとに6フィート以下のレングスのロッドだらけじゃん!!」
ですよね?!!^^
これからも小さな弊店をどうぞご贔屓にお願いしますね!!
いつも拙ブログは文章が長すぎますので、今日はこのあたりで。
続きは次回で。
--------------------------------------------------------------------------------------
Stevie Wonder - Superstition
スティービーワンダー 「迷信」
Very superstitious, writings on the wall,
Very superstitious, ladders bout' to fall,
Thirteen month old baby, broke the lookin' glass
Seven years of bad luck, the good things in your past
When you believe in things that you don't understand,
Then you suffer,
Superstition ain't the way
Very superstitious, wash your face and hands,
Rid me of the problem, do all that you can,
Keep me in a daydream, keep me goin' strong,
You don't wanna save me, sad is my song
When you believe in things that you don't understand,
Then you suffer,
Superstition ain't the way, yeh, yeh
Very superstitious, nothin' more to say,
Very superstitious, the devil's on his way,
Thirteen month old baby, broke the lookin' glass,
Seven years of bad luck, good things in your past
When you believe in things that you don't understand,
Then you suffer, Superstition ain't the way, no, no, no
とても迷信的だ
壁に書かれていることは
とても迷信的だ
梯子が倒れようとしている
13ヶ月目の赤ん坊が鏡を割ってしまった
君の過去の良いことでさえ7年間不運に見舞われたというのに......
君が分からないことを信じてしまうならば
君は苦しむことになる
迷信はどこから来るのか分からない
とても迷信的だ
君は顔と両手を洗う
僕の抱えている問題を取り去ってくれ
君ができるかぎりのことをして
僕を楽しい空想に耽らせておいてくれ
僕を強いままにしておいてくれ
君が僕のことを救いたくないのならば
僕の歌は悲しくなる
とても迷信的だ
もうこれ以上言うことはない
とても迷信的だ
悪魔が近づいてきている
13ヶ月目の赤ん坊が鏡を割ってしまった
君の過去の良いことでさえ7年間不運に見舞われたというのに......
--------------------------------------------------------------------------------------
ちなみに、スティービーワンダーの傑作「迷信」については、
こちらの大ファンの方のブログがめちゃくちゃわかりやすいですので、ぜひご一読を!!^^
素晴らしい内容です!! 必見!!
http://blogs.yahoo.co.jp/wonder_love1103/6023105.html
--------------------------------------------------------------------------------------
2010/10/31
【非常に重要な話】 フィッシングエルモから、本当に上手くなりたい熱いアングラーへ! 【指令!原石を「宝石」まで磨き上げるか、そのまま原石で終わらせるか、それはアングラー次第だ!】 の巻。
当フィッシングエルモ・ブログでは、2年半以上前のブログ開始当初から一貫して、熱心なアングラーの皆様だけに向けて、本場アメリカで120年以上の長きに渡って培われてきた「王道スタイル」をお伝えしてきました。
それは、バスブームという日本のバスフィッシング業界の悪しき風潮に翻弄され、
せっかくバスフィッシングを始められたにもかかわらず、
心から楽しめずにすぐにバスフィッシング自体をやめていく、
そんな多くの退場組の方々を目にしたからに他なりません。
非常に悲しい経験でした、、、
長くバスフィッシングを続けてこられた方はご承知のように、それはもう、本当に多くの方が
消えていってしまい、残っているのはブーム時の3割に満たないのではないか、
と概算していますが、いかがでしょうか。
また、現在も続けている人であっても、何十年バスフィッシングをやっていようが、
或いは周りからはプロといわれていようが、本当の楽しさの入り口にも到達していない人というのは、それはごまんといることは、当ブログの読者の皆様なら、もうすでにお見通しのことでしょう。
さて現在まで、相も変わらず”モノ”を扱わなければ生きてはいけない、そんなしがない釣具店のオヤジでしかありませんが、
”モノ”にこだわりすぎる昨今のこの業界の風潮には断固として、NO!を突き付け、
あえてブログではたいした宣伝もせず、商売に結び付けようとはしなかった自負があります。
(商売人としては、ダメですね^^;(汗))
特に、ここ最近1年半というものは、新商品入荷情報などもあえてブログ上には掲載しないように努めてきたことは、熱心な読者の皆様ならうすうすでも感じていたことでしょう。
(いつもご心配していただける皆様、恐縮です。
また、入荷情報を楽しみにしてくれている皆様、本当に申し訳ありません。)
私は商売人ですが、まっとうな商売人でいたい、と心からそう思っています。
だから、単にモノを売っているのではなく、そのモノに込められた”ソフトウェア”も共に、
お客様である熱いアングラーの皆様にお届けしたいと考え、ブログの開始当初から頑張ってきました。
また、まだまだ力不足ではありますが、”心を届ける”その方向性は今後も変わることがないでしょう。
ですから、他店がエルモさんの品揃えをそのままマネをしている、パクっている、
といつもご心配していただいている皆様、どうかご安心くださいね。^^
エルモはそんなことにはけっして負けませんよ~~~!!(笑)
先行きが暗い日本ですが、日本人はそんなに捨てたもんではありませんから。
というのも、実は、「フィッシングエルモ・オリジナルDVD」の販売を始めてから
(これこそがフィッシングエルモならではの「オリジナルなソフトウェア」の最たる例ですが^^)、
もうすでに2年以上が経過しますが、本当に毎日のように、北は北海道から南は沖縄まで、
それはたくさんの、全国各地の熱心なアングラーの皆様から、
ありがたい応援メールをいただけるまでになったからです。
プロスタッフの仲間や常連の皆様といっしょに、そんなメールを見ながら、
涙を流して感謝している毎日なのですよ^^;
当フィッシングエルモを応援してくれる皆様がいるからこそ、当店はやっていけます。
頑張るしかありません。 本当にありがとうございます。
そして、これからも末長くよろしくお願いしますね。
ここで、ちょっと言いづらいのですが、実は最近、
「このブログをまとめて”書籍化”してほしい。」という依頼が某出版社から舞い込んできました。
釣り関係では馴染みの薄い某出版社からの話だったので、非常にビックリしたのが正直な気持ちです。
(実はその会社の担当者がバスフィッシング大好きアングラーだったわけです^^;)
結局は、たった数分悩んだ挙句、売れるわけない(爆)との結論で、即座に、かつ丁重にお断りしたわけですが
(こんな拙い文章を全部読みなおし再構成する手間に、ゾ~ッとしたのも事実です、、^^;
それに、こんな内容でアングラーから大切なお金を頂戴するなんてもってのほかですもん^^;)、
「見ていてくれる人もいるんだなあ~。」と勇気をいただきました。
最近の更新は、以前のように毎日にはなりませんが、
また、多くのアングラーから釣果メールをお預かりしたままになっていますが、
どうか気長にお付き合いくださいね。
それと、ここからが非常に重要です!!
バスフィッシングは「正しい学習方法」を身につければ、必ず上達できるものです!!
A.バスフィッシングを単なる暇つぶしの趣味にするか、 B.スポーツレベルの奥深い生涯の趣味にするか、
によっても変わってきますが、まず前者のような人はこのブログを見ていないでしょう、、、^^;
そう、後者の熱いアングラーの皆さんだからこそ、お伝えしておきたいのですが、
バスフィッシングを本当に楽しいものにするためには、「地道な学習と努力」が絶対に必要です。
まずは、120年の長き伝統によって培われた「エルモ王道スタイル」を、とにかくひとつずつ、着実に実戦して身につけるようにしましょう。
ブログで再三再四申し上げてきた「積立算」は、避けては通れぬものと覚悟してください。
なぜなら、これこそがスポーツや格闘技でいう【型】となるものだからです。
また、別の言葉で置き換えるなら、茶道等でいわれる【作法】と表現してもいいかもしれません。
スポーツだけでなく、現実のあらゆる世界で、【型】や【作法】を無視して、成功できるものなどは皆無です。
もし、これらがなくてうまくいった経験をお持ちなら、それは単なるまぐれでしょう、、、単なるラッキーだと、、、
そう考えるのが大人ってもんです。
バスフィッシングは魚相手、自然相手ですから、けっこう多くのアングラーがこんな”偶然”や”まぐれ”を
自分の実力と勘違いしてしまうことがあります、、、 これを繰り返していては絶対にダメです、、、
例えば、フィッシングエルモ・オリジナルDVDをお買い上げの皆様ならおわかりいただけると思うのですが、
ジャーキングというロッドワークを駆使するテクニックひとつに関し、
第一弾のDVDでは、あえてこの【型】なり【作法】なりに焦点を当て、身につけていただけるような工夫をしてきました。
当店の目安では、この第一弾のマスターに掛る時間の目安を、アングラーによって差は出ますが、およそ1~2年と考えています。
そうなんですよ。実践してくれたアングラーなら理解してくれると思うのですが、第一弾をすっ飛ばして、
第二弾のマスターは絶対に無理ですよね。^^;
でも、頑張ってくれている皆様は、どうかご安心ください!
はっきり言っておきますが、エルモブログでこれまで述べてきたあらゆる「王道スタイル」だけを、
たとえ”システマチック”に運用しただけでも(たしかに数多くのバリエーションに及びますが)、
いくら自然相手とはいえ、他のアングラーよりは確実に、いい魚を釣っていけます!!
あきらめずに取り組めば、これは誰もが必ず実感できることは間違いありません!!
まず皆さんには、積立算をやっていただいて、
それを「システマチックに運用する」ことを第一目的にしていただきたい、と思います。
ここまでならば、努力する人ならば、絶対に到達できるレベルです。
しかしながら、次のレベルにいけるのは、はっきりいって人数が少なくなってしまいます。
10人に3人ほどの狭き門だと考えておいてください。
例えば、また当社のオリジナルDVD第二弾の例を出しますが、このDVDではさらに発展して、
「同じような6フィートMクラスと表示されているロッドであっても、複数のそんなロッドの”弾性率”を使い分けることによって、ルアーのアクションまでも劇的に変わる!」といったことをお伝えしましたが、
それを体感する大前提となるのが、個々のアングラーの観察力いかんなんですよね、、、
アクションの違いをすぐに感じれるかどうか??、、、
つまり、それまでのバスフィッシング歴において、ぞれぞれのアングラーが自分自身で培ってきた経験なりが、
少なくとも反映されてしまうのです。
まとめれば、ここから先の段階へ進むためには、さらに上のレベルへ伸びていくためには、
【システマチックな運用、プラス、「個々のアングラーの裁量」】が求められてくることになるわけです。
非常にレベルの高い段階にはなりますが、熱心なアングラーの皆様には、このレベル、
すなわち【システム、プラス「裁量」のレベル】まで目指していただきます。
ぜひ頑張っていきましょう。
最後に、そんな「裁量」を身につけるためのお願いなのですが、
当ブログのアーカイブを一番下の方から、
そう一番最初から読み返してほしいと、願っています。http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/archives.html
その際に、どうか個々のアングラーの頭に中を垣間見るような、
そんな読み方をしていってくださいね。
当初読んだ時には全く気付かなかった大きなヒントが隠されていると思いますよ。
手前味噌ですが、当ブログには宝石となる原石がゴロゴロしていると思います。
これをそのまま原石で終わらせるか、宝石にまで磨き上げるかこそが、
アングラーの裁量といっていいかもしれませんね。
では明日から、余計なことはズバッと省き、釣果報告に徹しますね。ぜひお楽しみに。