スポーニングが絡んだシーズンにおいての大前提は、「自分のゲームプラン」の設定にあります。
そして、その設定に際しましては、「月齢というものを中心に据える!」というのが、エルモ3種の神器の原則中の原則になります。
(注 大潮3種の神器と言っていますが、実は潮の満ち引きよりかは、コチラが重要であることは、何度も述べてきましたから、古くからのみなさんはおわかりでしょうが、ご新規のみなさまにとってのいらぬおせっかいですかね...^^;)
さて、前回の新月の「その日当日」は5月10日でした。 そして次回の満月の「その日当日」は5月25日になります。
となると、今日はどんな日になりますか??
はい、そうですね、今日5月17日ならば、新月のその日当日からは「7日後」で、満月のその日当日からは「8日前」になります。
はい、バリバリ!いわゆる「谷間の期間」になりますね!^^
(注 今回の谷間の時期は「5月13~20日」までになりますね。)
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では、このような「谷間の時期」のゲームプランをどうたてていくか??
Ⅰ.はい、まずは鉄則、「コンタクトポイントの攻略」が最も重要ですよね!!^^
いわば”広義”の意味での、「プリスポーニングバス狙い」にはけっして欠かすことができない最重要鉄則がコンタクトポイントの攻略になります!!
これは多くのアングラーが忘れがちなことですので、けっして忘れないようにしましょう!!^^;
①コンタクトポイント直撃スタイルでの、クランキングやリップレスクランクベイトや、各種シンキングやサスペンドルアー、いろいろとやっていけばいいでしょう。
食性を封印した個体から、食性を残した個体まで、けっこう幅広い個性の個体と考えておくといいでしょう。
②このコンタクトポイント上方を、一例としてジャークベイト等で狙うのは、二例としてシャロークランキングで狙うのは、食性を残した個体狙いというのがクレバーな考え方です。
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Ⅱ.それでは次に狙うのは、「アフタースポーニング」の個体狙いになるわけですが、
これには、大別して「2つのポジショニング」を取ることを頭に叩き込んでおかねばなりません。
はい、そうですね、実際に産卵後、ⅡA.「さらにシャローのカバーへと入っていく個体」と、
ⅡB.「コンタクトポイントの延長線上の沖側、その中層にサスペンドする個体」との2種類になります。
ⅡB.では、考えられるかぎり、あらゆるルアーを使えばいいでしょう。
さてここで注意しておかねばならないことですが、
「アフター回復組」ってよく耳にすることでしょうが、しかもどうしてか「体力が回復組」って表現を耳にすることと存じますが、それは大間違いですからね~~~...orz
はい、正解的考えはあくまで、「食性の回復度合い」の基準にしなければなしませんぞっ!!!
①例えばコンタクトポイント延長線が3Mの水深だと仮定すれば、
クランキングやスピナーベイティングを使って、はたまたシンカーのついたワームを使って、
3Mのゾーンあたりを攻めていくのが、食性の回復度合いが極めて厳しい時、そうですね、いわゆる”どアフター”での戦法から始まって、
②若干浅くして2Mのゾーンでも反応を得られたら、回復度合いが上向いたってことですし、
③バリバリのジャーキングで1M以浅でも反応を得ることができたら、
④さらに水面のトップウォーターでも反応を得られれば、
食性の回復度合いに拍車がかかってきたってことになりますから、
そうですね、バスの反応を鑑みてこそのゲーム構築、ここがエキスパートとそうではない方との大きな力量差になって顕れる! そう考えておけばいいでしょう。
すなわち、いかに自分の繰り出したルアーに反応しているかを見抜く観察力の差次第といってもいいでしょう。
個々のルアーの名前ウンヌン、ルアーのアクションうんぬんというよりかは、
一、ルアーのゾーン、 二、ルアーのスピード、三、キルの間合い、これだけは最低見ておきましょう!!
ⅡA.では、最低でも「トゥイッチング祭り」はやっておかねばなりませんし、
ポッパーやシングルスイッシャー等のあらゆるトップウォータールアーから、
バズベイトも繰り出していけばいいでしょう。
但し、忘れがちな注意点!! これを申し上げておきましょう!!^^;
みなさん、バスの適水温を今一度思い起こしておきましょう!!
そうですね、バスの適水温は「22~27度」前後ですから、
いくら夏日が続いて、我々人間は暖かく、いや、暑いくらいになっていますけれど、
バスにとってはまだまだ低い水温ですから、
そうですね、アクション自体のスピードやキレはあってもいいのですが、
くれぐれも「キルの間合いは意識して取る!」ことが大前提ですぞっ!!!^^
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そして~~~、パチン!
Ⅲ.次回のエルモ大潮三種の神器メインパターン期間は、「5月21日22日~27日まで」になりますので、
この期間は、3種の神器ルアーを使って再び、実際に産卵(=スポーニング)へと誘われるビッグママの個体狙いに突入するわけです!!
まだまだあきらめることなく、3種の神器でハメていかねばなりません!!^^;
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今一度おさらいができましたでしょうか?!!^^
今一度、自分のゲームプランを構築できましたでしょうか?!!^^
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それでは今日も全国各地の草莽の志士たちをご紹介していきましょう。
ぜひ週末の釣りのご参考に!!
(はい、この週末は「谷間」ですからね。)
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毎度おなじみの四国は香川県のあっぱれ猛者アングラー、フィッシングエルモプロスタッフのアピット氏が~~~、
めちゃくちゃ暑くなって夏日だった5月14日、そうですね、その日の「4日後」の谷間の期間に~~~、
いわゆる二大トップウォーターパターンにトライしてくれて~~~、
見事なまでの~~~、大成功王道パターンに辿り着き~~~、
ウオオオォォ~~~、みなさ~ん~~~、
戦慄を憶えよ~~~、
ナント~~~、「怒涛のワントゥイッチ祭り」が炸裂=====!!
この時期のエルモでのど定番、「バグリー社のスピナーテイルバングオー」、たったひとつだけで~~~、
ドッカーーーーーーーン!!!
超強烈~~~、
最大51CMの~~~、正真正銘ランカーバスを筆頭に~~~、
ALL40CMオーバーの~~~、
しかもそのほとんどが45CMオーバーという良型ナイスフレッシュファイトバスばかりの~~~、
ズッドーーーーン!!
12アタック、7フィッシュの大快挙を達成======!!!
「エルモ王道スタイルはナメない方が身のためですよ!^^:」って合言葉とともに~~~、
王道スタイルで釣りまくってくれましたあ=====!!!
さっすがすぎますよ~~~!! この時期特有のショートバイトを逃さなかったですね!!
めちゃくちゃキモとなる部分を書いてくれているアピット氏からのありがたいメールをどうぞ!!
アピット氏曰く、
【毎度お世話になっています。アピットです(^o^)
めちゃくちゃ暑かった5/14にリザーバーに行ってきました。
今回は《その日》から4日後+連日夏日で表水温上昇という状況。
(中3日で3~5℃上昇の21~23℃)
これはアフタースポーンの二大トップウォーターパターンをやれという神の思し召しでしょうか(笑)
という事でやりました(笑)
産卵後に身を潜めそうなカバー周りでバズベイト、ペンシルポッパー、オリザラ、クレイジーシャッド、DTFAT1、ARB等色々試すこと、
約2時間…
やっとたどり着きました!
「長めの(←コレがキモでした)ポーズ」を取りながらの、
スピナーテールバングオーのトゥウィッチングが~~~、
ドハマりパターンでしたあ~~~!!!
最大51cmを含む、オール40アップの12バイト7フィッシュ(6尾は45アップ)でした!!
ハマったとは言え「はふっ」っと吸い込む程度のショートバイトばかりのため、
フッキングに一苦労。^^;
多発するすっぽ抜けに対処するため、
元々のラウンドから、エルモさんお約束の「イーグルクローのネムリバリ」に交換して貫通力アップを狙ってみました!!
写真によってフックが違うのはそのためです。
画像は添付順に2尾目45cm、
3尾目47cm、
6尾目51cmです。
使用タックルはもちろんエルモさん黄金タックル!!
newツアニースペシャル60M
ジョニーモリスカーボンブラック
シルバースレッドSAR20lb
でした。
ちなみにマッディウォーターという事もあって沖のパターンはハマりませんでした。
次はクリアウォーターの釣り場に行こうかな。^^】
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さあみなさん、今くらいがめちゃくちゃ気持ちのいい気候ですね!!
ぜひぜひ時間を作って釣行してくださいね!!
その際はどうか「自分のゲームプラン」をたててからにしましょうね!!
プリスポーニング狙いでコンタクトポイントをシンキングチューンでやってから、
次はアフタースポーニング狙いでトップウォーターだ!とか、そんな具合に!!
「ワントィッチ祭り!」「金属ジャラジャラ祭り!」、いろいろと忙しいですから、
振り回されないようにおねがいしますね!!^^;
もちろんいい釣りできたら、ご一報を!!
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最後に、参考となるような過去記事を探し出しましたので、再掲載してお別れです。(汗)
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「アフタースポーニング」の考え方のベースとは?! ”回復”って何が回復するのだろうか? ”体力”なんていっちゃあいけませんぜ!(笑) きたあ~!アフタースポーニングのとっておきの秘策「秘密の大型トップウォーターパターン」が炸裂~~!57CMのランカーバス~~! の巻。
産卵を終えたメスバスは、それまで封印していた食性の本能を『徐々に』取り戻していく。
この『食性の部分が”徐々に”復活する段階』が、いわゆるアフタースポーニングのシーズンだと頭に入れておこう。
ところで、よく耳にする”アフター回復組”という言葉は無視しておいた方が無難だ。それはまさしく”体力が回復したからルアーをよく追いかける”という理屈で成り立っているようで、一見理に適っているようだが、考えてみればすぐにわかるのだが、自然はそんな甘っちょろい世界ではない。
そう、考え方が逆なのだ。 体力を回復させるために、エネルギーとなるものを喰うために、ルアーに襲いかかるわけなのだ。我々人間では考えられない以上に、生きるために必死なのである。
エネルギーを十分に取って体力が回復した個体は、我々人間とは違い、そんな無駄なことはしない。人間とは違い、満足することを知っているから、自然のサイクルは守られていくわけだ。
お腹がまん丸のバスをみても、どうか意地汚い奴だな、なんて思わずに、ぜひ暖かい目で見てやろう。(笑) そして、素直に喜ぼう。
すなわち、何が言いたいのかといえば、”どアフター”なる表現と、”アフター回復組”なる表現、この2つをひっくるめて、すべてアフタースポーニング状態の魚と定義する昨今の日本のバスフィッシングのテキストでは、アングラーに大きな誤解を与えかねないと思うのだ、、、
一体全体、”バスの体力”っていう表現そのものにも疑問を持っていただきたい。人間のように体力測定して数値化できるわけではないので、きわめて主観的な表現だということを理解しておこう。
ものごとを客観的に捉えることを重視する冷静なエキスパートアングラーにとっては、何も役に立たないのが”体力”という表現をベースにした考え方なのだ、、、釣り上げたバスの外見だけで体力を判断してはなるまい、、、
ここでハッとお気づきのアングラーこそが、当ブログの熱い読者の皆様というものだろう。
そう、”ガリガリに痩せていて見るからに体力がなさそう、、”などと「体力ベース」での考え方ではなく、
【「食性の本能」を0%から100%まで取り戻すまでの期間こそが、アフタースポーニングのシーズン】なのだ!!
つまり、体力ベースではなく、「食性ベース」で考えることこそが、マイゲームを組み立てていく上での、根っこの部分、大きな基礎になっていなければならないのだ!!
食性が100%復活し、エネルギーを十分に摂取することができれば、その個体はもはやアフタースポーニング状態ではなく、通常のノーマルな状態に戻ったと考えるようにしよう。よく耳にする”アフター回復組”というのは普通の魚に戻っただけなのだ。
そして水温はずいぶんと高くなった今なわけで、ノーマルな状態の魚とて、新陳代謝が活発になるからこそ、本能的にエネルギーをより多く摂取しなければならなくなる。こう考えるようにする。お腹いっぱいで体力が回復したから、貴殿のルアーに元気いっぱい猛ダッシュしてくれたわけではないのだ。 「普通」 ただそうシンプルに考えるようにしよう。
というわけで、【普通の状態に戻る前、まだ食性を100%完全に取り戻すまでのリハビリの段階こそが、アフタースポーニングのアプローチの真髄である。】
もちろん、リハビリというだけあって、「徐々に」段階を踏んでいくということは理解しやすいはずだ。この「徐々に」というところに注目するのが非常に大切なのだ。
すなわち、エキスパートアングラーであればあるほど、食性の部分の復活度合いを鑑みて、自らのアプローチ方法を確立しているのだ。これが本場アメリカにおいて長年に渡って培われた王道スタイルだ。 (けっしてバスの外見上からの体力ではない点をどうか理解しておいてほしい。)
聞くところによると、エキスパートになれば、自らのアプローチ方法を食性の復活度合いに合わせて、どうやら”5段階”ほどに分類しているようだが、ここではもっと簡単な「3段階のアプローチ方法」をサラッとご紹介しておこう。
初期の頃は、ただ疲れている状態なものだから、バスの目の前にルアーを持っていかねばならない!! 『Ⅰ.リハビリの初期段階だ。』
過去に何度も述べてきたように、アフタースポーニングの状態のバスの大半は、産卵後数日で、主に「A.コンタクイトポイントのやや外側の中層にサスペンドする」ことが多いが、中には「B.よりシャローを目指しゴージャスなカバーに身を留める」個体もいる。
両者では狙いをつけるスポットのゾーンは全く違うものの、初期段階のリハビリでは、
AとBに共通するアプローチの最大のキモは、【その一点目掛けて、ルアーを送り届けること!】に他ならない。まだルアーを追えない初期段階の鉄則だ。
水深3M前後のA.の場合のアプローチとしては、例えば、【① ”1.ワームの落とし込み””2.スピナーベイト””3.クランクベイト”】などが考えられよう。ちなみに、1から3にかけて、使い切るスピードが速くなる。
また、B.の場合では、【②”1.ラバージグやテキサスリグ””2.ノーシンカーワーム””3.トップウォータールアー””4.ジャークベイト””5.スピナーベイト””6.クランクベイト”】など、ありとあらゆるアプローチが考えられるが、とにかく重要なのは【カバーに極めてタイトに!】ということなのだ。
ジャークベイトの場合は、「トウィッチング」的なアプローチが強いであろうし、トップウォーターでもカバーに離れないアプローチが有効だ。クランクベイトでもスピナーベイトでも単なるリーリングだけでは大失敗してしまう、極めてテクニカルな時期といえよう。
それが、『Ⅱ.中期段階のリハビリ』になると、食性が徐々に復活傾向に戻り、少しずつルアーを追いかける距離が長くなると考えよう。
Aの場合では、目安として、①のアプローチの内、1.よりは3.の方がだんだん効果的になるだろう。
またBの場合では、②のアプローチの内、1.や2.よりは、3.以降が効果的になってこよう。
ちなみに、フィッシングエルモ的には、何度もご紹介してきた【秘密の大型トップウォーター・パターン】は、「中期段階でのA.」から通用する応用編王道スタイルだと考えている。
また、【秘密のジャークワーム・パターン】も同様に「中期段階でのB.」。 シャローを拾い釣りしていくような「ジャークベイト・パターン」も同じ段階だ。 さらには、「バズベイトパターン」も同じ中期段階から通用すると考えている。
さて、そろそろ100%元に戻りそうな『最終段階のリハビリ』に差し掛かる目安は、スピードの速い方への反応というよりはむしろ、追う距離によって判断するようにしたい。
ストラクチャーから、カバーから、どれほど離れたところで喰ってきたのか、いままでと少しでも違うのか、に注意を向けておきたい。釣った地点を注視するのが大切だ。
ここでロッドワークを駆使するスタイルが得意なアングラー達が、よく駒にしているのが、「あっ、こら!ちょっと待て!」という(笑)、【リッピング】だ!!
バスが普通の状態に戻る判断の目安にぜひ加えておいてほしい!!
さあ皆さん、リッピングも試しましょうね!
では、本日も釣果報告へと移ろう。
「光陰矢のごとし」というだけあって、年月はあっという間に過ぎていってしまいますよね! 中学生の頃から通っていてくれたお客様が、アッと気が付けば大学生。
今回は、そんな大学新入生あっぱれアングラーの濱井氏からの釣果報告だ。
それにしても濱井君、大好きなバスフィッシングをしたいから、琵琶湖近くの大学に!ってうまいことやりましたね!昔からの人生設計、恐るべし、ですね!(笑)
まずは濱井氏からのメールをご覧いただこう。6月18日にいただいたメールだ。
濱井氏曰く、
【釣れたよメールではないんですが、エルモブログに書いてあるような「遅い動きのトップウォーター」を試したかったので、雨の中”ザラスプーク”縛りで二時間ほど釣りをしてきました。
今までスティックベイトといえば、高速ドッグウォークでしか釣ったことがなかったので、最初は「こんな遅い動きで釣れるんかよ~、、、」と疑いながら使っていました、、、(苦笑)
どうですか、皆さん?! 若いのに立派だと思いません?! きっちりとテーマを持って釣りに臨んでいるのがあっぱれですよね! しかも、「釣れない釣り」からも何かしら発見しているのは見事ですよね!
で! 6月21日にいただいたメールがコチラだ! めちゃくちゃ嬉しかったなあ~!
濱井氏曰く、
【今日はボート免許実技講習の帰りに3時間、またもや「ザラスプーク縛り」だけでの釣行でした。(笑)
琵琶湖に着くと、いつもと変わらずウェーディングの人が並んでました、、、 凄い数なんですよ、連日、、、
おお~、めちゃくちゃ上手くなってますね! 多くのアングラーが振り向いたんじゃないですか?(笑) そうやって着実に自分の駒を増やしていきましょう!
すぐにボートも買っちゃうのかな? くれぐれも釣りすぎで留年ってことだけにはならないように!(笑)
それにしても、悪い奴はいるもんですね、、、 皆さんもぜひ注意して下さいね! 濱井君、貴重な情報をありがとう!
さあ皆さん、積立算をやるには最高のシーズンですよ! まずは、ハードベイト縛り、トップウォーター縛りを心よりお薦めしたいと思います。
「さあ、トップウォーター祭り~~!」 いい釣りできたら、ご一報を!
もうひとつ過去記事から抜粋。
そうすれば何が大事かといえば、「バスの目の前にルアーをプレゼンテーションすること!!」って、簡単に想像できると思います。(笑)
そして、これも何度も言っていますが、A.「あくまで水深2~3Mのコンタクトポイント狙いを軸にして」、B.「そこからシャローまでの通り道」、C.「シャローの産卵場所周り」をやっていきましょう。
ところで、B.とC.で「エルモ3種の神器」は使いやすいですよね。 このことは理解いただけていると思います。
しかしながら、そういったスポットをやってくれているにもかかわらず、釣れたためしがないという人がいらっしゃいましたら、
その原因は、①「スピードが速い!」ということと、
②「ボトムから30CM以内にルアーが存在していない!」という、
2つになっていることがほとんどです。
プリスポーンの魚は、非常に釣りにくいということを、ナメてはいけません。
ハードベイト大好きアングラーならば、「気の遠くなるほどスロー」なスピードをやっていかねばなりません。
いいですか、「嫌になるほどスロー」ですからね!(苦笑)
そして、横方向へとルアーを動かすリーリングベイトを底ベッタリで操ることは、想像以上に難しいことを、あらためて頭で理解しておきましょう。
気を抜くとすぐに30CM以上離れてしまうんですよね...
特に、ピンスポットが絞れている場合はいいのですが、そうでない場合は、シンキングルアーの方が効率がいいのは、すぐにご理解いただけると思います。
そうです、「シンキングルアーを上手く使っていきましょう!!」ってわけですよ。
皆さん、以前のエントリーで公開した「エルモならではのシークレット」やってくれてますかあ~~~??!
「ええ?? 何それ??」 はい、忘れている人は多いでしょうね...(涙)
はい、この写真をご覧下さいね。
こうやって、フルサイズクランクベイトを「フック1本で立つように、超スローシンキングにチューニング」すると、
いいですか、
あくまで「超スローシンキング」に絶妙にチューニングすることが、めっちゃ大事ですよ~~~!!
予想外に根掛かりしないことにビックリされること間違いなしですよ~~~!!
ぜひお試しくださいね!!
では、今日も釣果報告へと移りますね。 皆さんが自信を持ってやっていってくれますことを心より祈っていますね。^^
5月17日の「満月の当日」に、毎度おなじみの京都のあっぱれアングラー”しゅう”氏が、見事にやってのけてくれましたあ~~~!!
そうです、「エルモ3種の神器」のメインパターン、
フルサイズクランクベイト、エクスキャリバーXcs300を使い、
写真のようなナイス・プリスポーニングバスを釣り上げてくれましたあ~~~!!
しかも、本場アメリカで長年に渡って培われてきた
エルモ発信の「フルサイズクランクベイトのシークレット・シンキングチューン」で
獲ってくれたというのですから、
嬉しさ百倍ですよ~~~!!
さすがですよ~~~!! ありがとうございます!!
しゅう氏曰く、
【店長様おはようございます。17日の満月当日に、琵琶湖に行きました。
当日は風が強く、一番最初に入ろうと思ってたワンドの奥は、レンタルボートの方が釣りをされていたので、予定を変更し、産卵床までの道を狙うことにしました。
風も強く濁りもあるので、「8番ビッグブレードにチューニングしたパイキー」を出来るだけスローリトリーブで使用しますが、
無反応...
水深が1、5メートルぐらいあるので、ボトムを感じながらのリトリーブはこの風のなかでは、私には、無理です... orz
そこでエルモさんブログを拝見してすぐに作った「シンキングチューンのクランクベイトXCS300」に変更しました。
まさに目から鱗でした!!
スピナーベイトの時より、もっともっとスローにリトリーブし易いです~~~!!
初めて使った途端、なんか釣れそうな感じもします!!(笑)
そして、僅か5投目ぐらいで~~~!!
ルアーが目視出来るぐらいに近づいた時に~~~!!
突然バスが現れ~~~、ヒット~~~!!
狙っていたスポットよりかなり岸際でヒットしたので(汗)、釣れちゃった感がありますよね。
その後は「ビッグブレードパイキー」に鯰さんが二回も食い損ね等有りましたが、雷が鳴り出したので帰りました。^^;
これからも色々とご指導お願いします。
ちなみに使用したのは、もちろんエルモタックル。
別名エルモスティックこと「クランキンスティック66MH」に、「ケビンバンダム・シグニチャーリール」でした。
MLクラスのクランキングロッドを考えてるのでその時は、お店にお伺いさせていただきます。長文お付き合いありがとうございます。失礼します。】
さあ皆さん、「シンキングルアー」を上手く使って、まだまだプリスポーンバスを狙っていきましょう!
トライし続けないと自分の駒は増えませんよ。^^
いい釣りできたら、すぐにご一報を!
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2011/06/04
「アフター回復といいますが、いったい何が回復するのでしょうか? パート2」 【アフタースポーニング・シーズンの盲点とは? ㊙シークレットとは? 「オスとメスでは回復までに要する期間が違う?」】 きたあ~、『エルモ3種の神器』祭りは終わらない! 本場アメリカ伝統の「㊙シンキングチューン」で、プリスポーンバス狙い撃ち~~! 次こそ君の出番だ! トライせよ! の巻。
ここ2日ほどまるで夏日のように暑いですね。^^;
こうなると、シャローの水温もどんどん上がり、「バスの適水温といわれる22~27度」の間に安定し始め、
嬉しいことに、さらには「そんな適水温の層(ゾーン)が徐々に大きく、広くなっていく」という、
アングラーにとっては都合のいいシーズンが間もなくやってきます。
こうなると、スポーニングを終えたメスバスの回復も、これまでとは違って、たいした時間がかからなく、そうです、つまりは短い時間になってきます。
ここで質問です。「回復といってますが、いったい何が回復するのでしょうか??」
この答えは、古くからのエルモブログ読者の皆様なら、簡単に正解するはずですが、
巷の多くのアングラーは間違ってこう答える人が大半であろうと思われます... orz
曰く、「そりゃあ決まってんじゃん、体力じゃん!」って自信満々に... orz
はい、大間違いです。^^;
正解は、【ホルモンバランスが大きく崩れるためにそれまで封印されていた「食性が徐々に回復する!!」】ということです。
どうかこのことは頭の中に深く入れておいて下さいね。
わからない方はコチラの過去記事をどうか熟読しておいてほしいと思います。
【「アフタースポーニング」の考え方のベースとは?! ”回復”って何が回復するのだろうか? ”体力”なんていっちゃあいけませんぜ!(笑) きたあ~!アフタースポーニングのとっておきの秘策「秘密の大型トップウォーターパターン」が炸裂~~!57CMのランカーバス~~! の巻。 http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2010/07/post_4fdc.html】
さて、水温が17度そこそこでは、産卵してから、その卵が孵化するのに必要な日数は7~10日ほどなのですが、
産卵場所周辺のシャローの水温が22度を超えてきた今後とならば、「たった2~3日で孵化する」という貴重なデータも頭に入れておきましょう。
ここで気づきましたね??^^ まだ気づかない人は以上のことをまとめてみてくださいね。^^
はい、ちょっと前の時期(たとえば5月)と大きく違うところは、
水温が22度以上に上昇するという嬉しい変化によって、
「A.孵化に必要な日数が短くなること!!」と、
「B.産卵後のメスバス(アフタースポーニングのメスバス)の食性の回復にかかる日数が短くなること!!」
の2つなんですよね。
だから、アフタースポーン以降は、ハードベイトで釣り易くなるんですよね。
どんどん「トップウォーター祭り」や「ジャーキング道場」を、自信を持ってやっていきましょう。
ですので、いままで苦労してきた皆さんも、これから7月いっぱいまでは、できる限り釣行してほしいと願っていますよ。 きっと釣れますからね。^^
(但し、くどいようですが、まだまだプリスポーニング状態のバスはたくさんいますよ。27度くらいまでは産卵しますから。
あくまで「プリとアフターの混在するシーズン」であることを忘れてはなりませんよ。
なぜならば、よく「やったあ~、これ太いよ、アフター回復だよ!」という叫び声と共に、けっこう太ったいいバスを釣っている人がいらっしゃいますが、
それは概して「プリスポーンの魚」なんですよね。 アフターの個体を王道パターンで狙うならば、「もっと沖目」ですから。^^;
そんな場合、例えば「ノーシンカーワームをゆっくり沈めていって」というパターンが、日本ではアフターの王道なんていわれてますが、それはたまたま「コンタクトポイント近くにルアーがいった」から、ラッキーにもプリが釣れたということなんですよね。^^;
それはボートポジションを見れば一目瞭然です。
日本では、「アフターはより10~15M沖目」という王道ポジショニングを目にすることはめったにございませんから...orz ← ← ← これ重要ですよ。サラリと言ってますが。)
話を戻します。
以上の話ですが、多くのアングラーにとって、ひとつだけ盲点となっていることがあります。 それは何でしょうか??
はい、それは実はベッドを守っているオスバスのことになります。 わかりますか??
そうなんですよね、水温が22度以上になると、「卵が孵化する期間は一気にずいぶんと短縮される」んですが(たった2~3日に大きく短縮されるんですが)、
それから先、「稚魚が大きくなるまで守っていく」というオスバスの責任重大な期間っていうのは、水温が低かったそれまでの時期と比べてみても、”さほど長さが変わらない!!”です!!
その期間は「およそ14日、2週間ほど」といわれているのですよ!!
稚魚が泳ぎを学習し、稚魚同士が集まってスクールを作るまでの段階の期間は、水温が高くなっても時間がかかるものなんですよね。^^
もちろんその後、稚魚のスクールは、水生植物を中心としたカバーの中へ入って身をひそめることになるわけです。
そうやって親離れしてから初めて、「オスバスのホルモンバランスが正常に戻り、オスバスはやっとフィーディングできるようになる」わけです。
ということで、わかりますよね??
ここで、フィッシングエルモならではのシークレット合言葉~~~!!(笑)
メスもオスもバスならば、スポーニングに目覚めると、ホルモンバランスが崩れ、「食性が封印される」のは同じなんですが、
【その封印された食性が「再び回復する」期間というものは、圧倒的にメスの場合が短く、オスの場合は長い !!】
憶えておくといいだろう。
ということが、多くのアングラーにとっての盲点となっていますからね。^^
それにしても私たち♂はたいへんですねえ~~~。(爆)
そんな涙ぐましい努力のベッドのオスバスはそっとしておきたいものですね。
というわけで、釣果報告へと移りましょうか。
ところで、今日6月4日は、2日が新月の当日でしたので、「エルモ3種の神器のメイン期間の最終日」になります。 明日からはいわゆる「谷間の期間」が続くことになります。
皆さん、「3種の神器メイン期間」はハマりましたか??
まだハメきれなかった人もぜひあきらめないでくださいね。
まだまだ次の6月半ば以降にも、「あくまでプリスポーンの個体を狙っていく」チャンスは残されていますので、巷の「もうぜんぶアフター」という大合唱には騙されないようにしましょうね。
ところで巷では「釣りガール」などと騒がれていますが、当店にしてみれば、お客様の99%が男性陣で、女性アングラーは非常に珍しいものです。
当フィッシングエルモ・ブログでも女性アングラーの登場は、いつも元気な”しぃ~ちゃん”ただ一人だけだったと思います。 ありがとう、し~ちゃん!
そう考えれば、めっちゃ貴重な存在ですね、女性アングラーって。(汗)
というわけで~~、「新月の前日」の6月1日に、ナント、もう一人のあっぱれ釣りガール、20代前半の”YOU”さんが「エルモ王道スタイル」に殴り込みだあ~~~!!
ばっちりと「エルモ3種の神器」のメインパターンをハメてくれましたよ~~~!!
ナント、前回紹介したばかりの、【本場アメリカの㊙シークレット「フルサイズクランクベイトの超スローシンカーチューン」で、
写真のようなナイスプリスポーニングバスを釣り上げてくれましたあ~~~!!
使っていたルアーが「フレッドヤング・ビッグ・オー」というのがかっこいいですね!!^^
男性陣の皆さん、トライするべきですよ。^^;
http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/2011/05/post_a18e.html
YOUさん曰く、
【毎度お世話になっています。 初めて報告させていただきますね。
今回の池はとても浅く、水深2Mもないところでした。
プリスポーニングのバス狙いを軸に、他のパターンのバスにもアピールできるよう、
「フレッドヤング・ビック・オーのシンキングチューン」を選んでやっていきました。
もちろん「超スロー」に、ボトムノックしてはリフト、そしてリトリーブ、っていう感じで攻めていきました。
で!釣り上げたのが写真の40cm程の元気なバスです。
ちなみにこのバスが今年の初バスで、また人生初の40CMオーバー、さらには「憧れの ビックオー」での初バスになります。
非常に嬉しかったです。
本当にいい経験ができました! バスフィッシングって楽しい!
陸っぱりでは釣れるのですが、ボートではいつも釣れませんので、次はもっと広い湖で釣りたいですね。^^; これからの季節に向けてがんばります!】
さすがですよ~~~!! YOUさん、これからこそ釣り易くなってきますので、きっと釣れますから、その調子でよろしくお願いしますね。
さあ皆さん、「トップウォーター祭り」「ジャークベイト祭り」、やっていってくださいよ~~~!!
エルモブログは、バックナンバーを開いて、最も古い順から読んでいけば、理解が速くなりますから、ぜひ過去記事を熟読していってくださいね。
いい釣りできたら、いつでもご一報を!