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Channel: エルモとマシューのアメリカンルアー ばんざい!
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バタバタしてましてすみません...途中ですが、【めちゃくちゃ重要な記事になります!!】

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今日は非常に重要な話から始まることになります。^^

よくバスアングラー同士が話をしていると、例えばクランキングの話になると、会話の端々に「ウォブルが強い」という表現が散見されるのですが、これは言葉の誤用になりますから、ご注意くださいませ。

 

(アメリカ人であってもこんな誤用はあたりまえになってしまっていますが....^^;)

といいますのもこの表現は、たとえば味覚に話を転じるとすれば、「甘辛が強い」といった言い方のようになるわけでして、

 

これじゃあ、「甘いのか??それとも辛いのか??」、まったく理解できず、はい、すなわち非常に”曖昧な”、”わけのわからない”、そんな会話に無駄な時間を使う破目になちゃう次第であります.......orz

もちろんバスフィッシングはアメリカで誕生したものですから、いわゆるバスフィッシング専用用語というのも英語になるわけなんですが、

 

英語だからといって曖昧に使っていいわけではありません。

 

曖昧な言葉が、曖昧な誤魔化しの屁理屈を生んでしまう危険性は、アングラーたるものは避けねばなりません。

さて、バスフィッシング用語としての「ウォブル」という言葉は、実は最近になってから多用されるようになりました。まずはこの事実をしっかりと頭に中に叩き込んでおきましょう。^^

「ウォブル wobble」という単語を辞書で引くと、このように書いています。

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≪wobble≫

 

1 〈車輪・コマなどが〉よろめく,傾く,〈物が〉ぐらぐらする,〈人などが〉ふらつく,よろよろする;〈声などが〉震える
2 ((米))〈人が〉ちゅうちょする,ためらう,〈意見・気持などが〉ぐらつく,動揺する.

 

━━(他)…をぐらつかせる,よろめかす.

 

━━[名]よろめき,ぐらつき;(声などの)震え;動揺. 

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ところでみなさん、誰もがお世話になったことのあるこのルアーの名前は何でしょうか???

V1

----考え中----------------------------------

 

----------------考え中----------------------------

 

-----------------------------考え中---------------------

はい、ストーム社の「ウィグルワート Wiggle Wart」ですよね!!^^

1975年生まれの傑作中の傑作クランクベイトで、現在も釣れ続けている逸品ですよね。

 

(注 オールドでないと釣れないとかなんとか、そんなウマシカなことを言っている人には要注意ですぞ!痛いです...痛すぎます.......orz)

はい、お気づきですね?!

 

ウォブルではなく、「ウィグル」になっていますね!!

その当時は「ウォブル」という専門用語は一般的ではなく、「ウィグル」というのが専門用語でした。

 

それでは「ウィグル wiggle」も辞書で調べましょうか。

------------------------------------------------------------------------

≪wiggle≫

 

[動](自)((略式))〈体・尾などが〉揺れ動く;(…から)動いて逃れる((out of ...)).

 

━━(他)〈体・尾などを〉揺り動かす,くねくね[ぴくぴく]動かす

 

━━[名]

 

1 揺れ動く[揺り動かす]こと;揺れ動く線.

 

2 クリームソースの料理.

 

get a wiggle on

 

((米話))((ふつう命令文))急ぐ. 

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ではもうひとつ、「er」を付けた^^、

「wiggler」という単語ですが、どうぞ。

1 揺れ動く人[物];釣りルアー.

2 ボウフラ.

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どうですか?? 

 

アメリカの一般用語としての場合、(すなわちバスフィッシング専門用語ではない場合)、

 

まあおおむね、同じような意味が込められていますよね。全く大差がありません。

 

つまり、バスフィッシング専門用語として最初は「ウィグル」だけしかなかったのですが、

 

アメリカ人であっても、専門用語の、その中身をを理解しないまま、

 

「ウィグルでもウォブルでもどっちでもいいよ!」ってな感じで、おそらく一般用語として広まっていき、

 

今では「ウォブル」という言葉の方がより市民権を得ることになったわけなんです... 

 

元来は「ウィグル」が多用されていた言葉でして、それゆえ、「ウィグラー」といえばルアーを意味する言葉だったりしたわけですね。

しかしながら、「ウィグル」という専門用語が、上記のようなルアーの名前以外では日本では全く浸透していません.......orz

ウィグル、ウォブル...

 

曖昧な解釈のまま、曖昧な会話で、曖昧な、単なる時間つぶしの会話に終始して、一日が過ぎ、また一日が過ぎ、1年が過ぎ、そうして10年、20年が過ぎていきます.......^^;

 

何も頭の中で整理されないまま、それではスキルアップを図れるわけがありません.......orz

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というわけで今日は、バスフィッシング専門用語としての、3つの言葉、

 

「ウィグル wiggle」、「ロール roll」、「ウォブル wobble」の基本的概念を

 

しっかりと頭の中に叩き込んで、けっして忘れないようにしましょう!!

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まずは、「ウィグル」です。

 

下敷きでも硬めのカードでもなんでもかまいませんが、包丁を持つようにして持ってみましょう。

(今、手近には下敷きがなかったので、これはCDですが...)

001

それを水中に沈め、左右に手首を、振って動かします。

 

手首からすれば直線運動ですね。

                            ↓

002

            ↓

003_2

どうですか??

 

これで水中で水の動きは、左右方向へと押せましたよね!!

 

これが「ウィグル」という概念です。

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それでは次ですが、

 

同じく包丁のように持ってから、手首を左右に回してみましょう。

 

はい、手首からすれば、回転運動ですね。

001_2


            ↓

004

 

            ↓



005_3


水を下方向へ押せてますね。

 

これがバスフィッシング専門用語としての「ロール」の概念です。

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水を左右に動かす概念(水を水平方向へと押し出す概念)=ウィグル!!

 

ルアーのゾーンにいるバスは気づきやすくなりますね、もちろん。^^

 

水を下方向へと動かす概念(水を上下垂直方向へと押し出す概念)=ロール!!

 

ルアーの下へいるバスは気づきやすくなりますね、もちろん。

 

そう、アングラー側から攻めていく場合の、そのための専門用語なのですから、

 

はい、この2つが基本的概念です!!

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そして、その両者の動きが混じり合ったものを当初、「ウォブル」と称していたのです。

 

ですから、ウォブルというのは対極的になる言葉を組み合わせた「甘辛」みたいな言葉ですから、

 

自称プロに限らずメディアでもよく誤用していますね^^;、

 

ウォブルが強い=甘辛が強い、????

 

ウォブルが弱い=甘辛が弱い、????

 

「いったい何が言いたいねん!!(怒)」 みなさんに簡単にツッコミを入れていただいていい低レベルな、会話にもならない寝言になっちゃうわけですね.......orz

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ここで、拙フィッシングエルモブログでは耳にタコができるくらい言い続けていますが、みなさんもご承知の通り、

「バスの目の前へとルアーを送り込んでやる!」のがクランキングの釣りの極意中の極意です!!

クランクベイトの体積分の水量が、クランクベイトのアクション毎に動いてくれますから、バスが気づいてくれて、バスの近くまでいけば、うまくいけば「パクッ!」となるわけですね。

 

クランクベイトをリーリングしている場合、ルアーは規則的な反復運動を繰り返してくれることによって、バランスのいいルアーは速いスピードで使えたり、また逆に遅いスピードで使えたりとなるわけです。

すなわち、逆から考えれば、リーリングベイト全般が、どうしてリーリングできるかというと、

 

『「安定したアクション!」=「バランスを崩さないほどの保守的なアクション!」を繰り返すことができるからこそ!!』だというのが、

 

ご理解いただけますか??  わかりますよね?!!^^

もっといいますと^^;、

 

いくらロールアクションが強いクランクベイトといえども、リーリングしている最中は、安定した保守的なアクションを繰り返すわけですから、

 

下方向へ水を押す力(=ロールの概念)は、たいしたことのない、安定した、保守的なレベルに留まるってわけですから、

 

下のゾーンに存在するバスには水の動きが伝わらないわけなんですね!!

 

だから「目の前に送り込む」ことが第一義的目的になるわけです。

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すなわち、なにが一番言いたいのかといいますと、

「ロッドワークを繰り出して、ルアーに不安定なアクションを与えてやらない限り、下方向へと強く水を動かすアクション(=下方向へのディスプレイスメント)は生まれない!」ということなんです!!!!!

ジャークベイトであれ、トップウォータールアーであれ、

 

ロッドワークを繰り出すスタイルを真剣にやっていこうと覚悟したなら、

 

「俺は水を下へ下へと押してやるんだ!」って意識は常に持ち続けておいてくださいね。

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はい、よく巷では耳にしますね、ジャークベイトには「左右への激しいダート!」って...orz そんなまやかしの言葉...orz

 

はい、今日の話が理解できたみなさんなら、すぐにツッコミを入れることができますね、

 

「それって、水を左右水平方向に押してるだけじゃん...ぜんぜん水を下方向へ押せないじゃん.......orz」って.............

 

大嘘ですね..........OTL

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それではいわゆる日本独自に発展してしまったスタイル、いわゆる「トッパー」さんたちの場合はどうでしょうか???

 

みなさまもご承知の通り、あのスタイルでは「グラスファイバーのスローテーパーロッド」に、「ダイレクトドライブリール」って組み合わせなくしては、仲間として認めてもらえませんね。^^;(苦笑)

でもそのロッドで効果的に水を下方向へと押すことができますか?? ってことなんです...

スイ~~~、スイ~~~と心地よくスライディングアクションを繰り出せたとしても、水の動きはスライディングですから左右方向ですね...

例えば、60度の角度で浮いているスティックベイトを使うとして、かたや「スローテーパーのグラスロッド」として、かたや「ガチガチのワームロッド」として、どちらの方が水を叩けますか??

言うまでもありませんね...

ですから、トッパーさんたちは、「大きな1オンス以上のルアー」をメインに使っているわけなんです!!

 

着水時にはルアーが大きく重いほうが、下方向へしっかり水を押せますし、その後のアクションにしても、そりゃあ小さいよりかは大きいほうが水を下へと押せているわけですから、

 

結果的に「大きいルアーの方が釣れるんだよな」って、そんな実感をちゃんと持ってらっしゃるから、大きいルアーで釣ってくるわけです。

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いいですか、

リーリングの釣りだけでは、水を強く下方向へは押せませんから、

(注 弱くは押せますが...)

ロッドワークを真剣にやっていかないと、釣れるバスの数は極端に減りますよ!!

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ちょっと途中ですが、すみません........

ロッドワークはやらなあかんとです!!!!!

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続きは後日........


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