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Channel: エルモとマシューのアメリカンルアー ばんざい!
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ビッグママキラーとの異名を持つ「ラトリンログARC、ASDRC、最新作ADR5」使うのは今でしょ?!【ワオー!盛り上がりまくり!祭りだ!ドッコイ!】きたあ~!「王道ラトリンログASDRCのスロージャーク」でお腹プックリのまん丸魚雷、正真正銘プリスポーニングのビッグママランカーが、4アタック2フィッシュのカーニバル~!『超感動のシリーズ 王道スタイルをナメてもらっちゃ男はつらいよ!パート2』 【指令!明日からは再び「コンタクトポイントの攻略中心」に軸足を移せ!ネストアングラーに騙されるな!^^】 の巻。

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今日は遠方からたくさんの熱いアングラーさまにお越しいただきまして誠にありがとうございます。

 

滋賀県からの6人組のみなさま、ワイワイと賑やかで楽しかったです。その後帰りにはちゃんと釣れたことでしょう?!^^

それではサクサクっと恒例のシリーズへと移りましょうか。

はい、そうです、人気のシリーズ、「王道エルモスタイルはナメない方がいいですよ!^^;」です。(笑)

はい、今日こそは要らない話はバサッと省いて、早速釣果報告へといっちゃいましょう!!

Photo

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さてみなさん、ちゃんと「エルモ大潮3種の神器ルアー」は使ってくれましたか??

 

1.3インチ以上のサイズのフルサイズクランクベイト、

 

(代表格をたった一つだけ挙げるとするならば「ビッグオー」等)、

 

2.5インチ以上のサイズの大きめのジャークベイト、

 

(代表格をたった一つだけ挙げるとするならば「ラトリンログARC」等)、

 

3.ビッグブレードにチューニングしたスピナーベイト、

 

(代表格をたった一つだけ挙げるとするならば「パイキーにヒルデブラント社の7、8番ブレード等)、

 

最低でもこの3つだけでも必ず使っておかなければなりませんでした、28日の今日までは!^^

 

いかがでしたか?? ちゃんと使ってくれましたか??

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それでは~~~、まずはお一人目の~~~、王道スタイルアングラー様にご登場願いましょう。

毎度おなじみの四国は香川県からの刺客、フィッシングエルモプロスタッフのアピット氏が~~~、

 

満月のその日「前日」の4月25日に~~~、

はい、バリバリ「エルモ大潮3種の神器メンパターン期間内」に~~~、

 

きっちりと「エルモ大潮3種の神器のメインルアー」で~~~、

 

毎度の如く~~~、そりゃあ見事にハメてくれましたよ===!!

さあさあさあ~~~、ズバリ!「ラトリンログASDRC」を使い~~~、

 

ドッカーーーーン!!

20130425

 

さらにはドッスーーーーン!!

201304252

 

ウオオオォォ~~~、みなさま~~~、

 

ナント~~~、4アタックで2フィッシュ~~~!!

 

写真のような~~~、めちゃくちゃゴージャスな~~~、

 

お腹パンパンの正真正銘プリスポーンのビッグママを~~~、

 

2週間前に引き続き~~~、きっちりとこの2クール目にも~~~、

 

またもやブラッボ===!!連発してくれましたあ=====!!!

さっすがすぎますよ~~~!!

 

スポーニングバスキラーこと、「ラトリンログASDRC」や「同ARC」等の強さを証明してくれましたね!!

 

ご新規のみなさま、おわかりですよね?! 

先日の記事で「ARC」「ASDRC」「ADR5」をエルモは強烈にお薦めしてきましたよね?! ぜひぜひいっぱいの勇気をもらっちゃってくださいね!!

アピット氏曰く、

【毎度お世話になっています。アピットです。

エルモ大潮3種の神器メインパターン期間の今回は、

 

《その日》の前日(4/25)に釣行しました。

たまたま居合わせたフローターの二人組が上流へ行きたいということなので、

 

そちら側は譲り、

 

僕は下流へGO。

 

前日までの冷え込みとまとまった雨で、

 

水温は停滞気味の15~16℃。

 

それでも今日は晴天なので、

 

日当たりの良く暖かい、スポーニングエリアになりそうなシャローと周辺を、

エルモさんオリジナル3種の神器各種でチェックしていきます。

そして、さすがはこのルアーですね、「ラトリンログASDRC」のゆっくりとしたジャーキングで攻めていたときに…

 

グンっとしたアタリが~~~!!
思いっきりフッキング=====!!

 

重みを感じ、魚が反転してギラリ!

「おー!デカい!」その瞬間、フッと軽くなってしまいました.......(>_<)

残念ですが、気を取り直しメインパターン続行。

 

その気合いにやっと魚が応えてくれてました!

同じくASDRCのジャーキングで~~~、

 

お腹パンパンの46cmを釣り上げることができました~~~!!(^o^)

 

どうも今日はちょっと深いところで、キルを入れながらのゆっくり目の動きの方が良さそうです。

20130425_2

更に続ける事しばらく、

 

やっぱり今日は「ラトリンログASDRC日和!」です。(笑)

岩がゴロゴロのガレ場で~~~、

 

再びヒットが=====!!!

 

またしてもお腹パンパンの46cmでしたよ~~~!!

その後、もう1バイトあるも、

 

すっぽ抜け..........

 

結局2尾で終了。

 

もうちょっとイケると思ったんですけどね~。^^^;

 

それでもASDRCで4バイト取れたので良しとしましょう。

201304252_2

 

 

 

最後に使用タックルはもちろんエルモタックル!
旧ツアニースペシャル56MH
ローギアのABU(ギア比5.3)
スタークU6号でした。】

さあみなさん、明日からはくれぐれも「コンタクトポイントの攻略を中心」に軸足を移しておかねばなりませんよ!!

【次の満月は5月10日ですから、

 

次回のエルモ大潮3種の神器のメインパターン期間は、「5月6,7日~12日まで」】ですから、

その時まで3種の神器ルアーはおあづけです。^^;

ただし、これからはアフタースポーニングの個体も狙っていきますから、必ずトップウォーター二大パターンは入れていきましょう。トゥイッチング祭りもお忘れなく。

 

もちろんアフタースポーニングの個体狙いに、ジャーキングやリッピングも忘れてはなりません。

最も重要なのは「コンタクトポイント狙い」!! 

けっして見えバスとか、ネストで釣りまくっている人たちに惑わされてはなりませんよ。^^;

 

もちろんいい釣りできたら、ご一報を!!

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ご新規のみなさま向けに過去記事を再掲載してお別れです。

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2010/10/31

【非常に重要な話】 フィッシングエルモから、本当に上手くなりたい熱いアングラーへ! 【指令!原石を「宝石」まで磨き上げるか、そのまま原石で終わらせるか、それはアングラー次第だ!】 の巻。

当フィッシングエルモ・ブログでは、2年半以上前のブログ開始当初から一貫して、熱心なアングラーの皆様だけに向けて、本場アメリカで120年以上の長きに渡って培われてきた「王道スタイル」をお伝えしてきました。

それは、バスブームという日本のバスフィッシング業界の悪しき風潮に翻弄され、
せっかくバスフィッシングを始められたにもかかわらず、
心から楽しめずにすぐにバスフィッシング自体をやめていく、
そんな多くの退場組の方々を目にしたからに他なりません。

非常に悲しい経験でした、、、

長くバスフィッシングを続けてこられた方はご承知のように、それはもう、本当に多くの方が
消えていってしまい、残っているのはブーム時の3割に満たないのではないか、
と概算していますが、いかがでしょうか。

また、現在も続けている人であっても、何十年バスフィッシングをやっていようが、
或いは周りからはプロといわれていようが、本当の楽しさの入り口にも到達していない人というのは、それはごまんといることは、当ブログの読者の皆様なら、もうすでにお見通しのことでしょう。

さて現在まで、相も変わらず”モノ”を扱わなければ生きてはいけない、そんなしがない釣具店のオヤジでしかありませんが、
”モノ”にこだわりすぎる昨今のこの業界の風潮には断固として、NO!を突き付け、
あえてブログではたいした宣伝もせず、商売に結び付けようとはしなかった自負があります。

(商売人としては、ダメですね^^;(汗))

特に、ここ最近1年半というものは、新商品入荷情報などもあえてブログ上には掲載しないように努めてきたことは、熱心な読者の皆様ならうすうすでも感じていたことでしょう。

(いつもご心配していただける皆様、恐縮です。 
  また、入荷情報を楽しみにしてくれている皆様、本当に申し訳ありません。)

私は商売人ですが、まっとうな商売人でいたい、と心からそう思っています。

だから、単にモノを売っているのではなく、そのモノに込められた”ソフトウェア”も共に、
お客様である熱いアングラーの皆様にお届けしたいと考え、ブログの開始当初から頑張ってきました。

また、まだまだ力不足ではありますが、”心を届ける”その方向性は今後も変わることがないでしょう。

ですから、他店がエルモさんの品揃えをそのままマネをしている、パクっている、
といつもご心配していただいている皆様、どうかご安心くださいね。^^

エルモはそんなことにはけっして負けませんよ~~~!!(笑)
先行きが暗い日本ですが、日本人はそんなに捨てたもんではありませんから。

というのも、実は、「フィッシングエルモ・オリジナルDVD」の販売を始めてから
(これこそがフィッシングエルモならではの「オリジナルなソフトウェア」の最たる例ですが^^)、
もうすでに2年以上が経過しますが、本当に毎日のように、北は北海道から南は沖縄まで、
それはたくさんの、全国各地の熱心なアングラーの皆様から、
ありがたい応援メールをいただけるまでになったからです。

プロスタッフの仲間や常連の皆様といっしょに、そんなメールを見ながら、
涙を流して感謝している毎日なのですよ^^;

当フィッシングエルモを応援してくれる皆様がいるからこそ、当店はやっていけます。
頑張るしかありません。 本当にありがとうございます。
そして、これからも末長くよろしくお願いしますね。

ここで、ちょっと言いづらいのですが、実は最近、
「このブログをまとめて”書籍化”してほしい。」という依頼が某出版社から舞い込んできました。
釣り関係では馴染みの薄い某出版社からの話だったので、非常にビックリしたのが正直な気持ちです。
(実はその会社の担当者がバスフィッシング大好きアングラーだったわけです^^;)

結局は、たった数分悩んだ挙句、売れるわけない(爆)との結論で、即座に、かつ丁重にお断りしたわけですが
(こんな拙い文章を全部読みなおし再構成する手間に、ゾ~ッとしたのも事実です、、^^;
   それに、こんな内容でアングラーから大切なお金を頂戴するなんてもってのほかですもん^^;)、
「見ていてくれる人もいるんだなあ~。」と勇気をいただきました。

最近の更新は、以前のように毎日にはなりませんが、
また、多くのアングラーから釣果メールをお預かりしたままになっていますが、
どうか気長にお付き合いくださいね。

それと、ここからが非常に重要です!!

バスフィッシングは「正しい学習方法」を身につければ、必ず上達できるものです!!

A.バスフィッシングを単なる暇つぶしの趣味にするか、 B.スポーツレベルの奥深い生涯の趣味にするか、
によっても変わってきますが、まず前者のような人はこのブログを見ていないでしょう、、、^^;

そう、後者の熱いアングラーの皆さんだからこそ、お伝えしておきたいのですが、
バスフィッシングを本当に楽しいものにするためには、「地道な学習と努力」が絶対に必要です。

まずは、120年の長き伝統によって培われた「エルモ王道スタイル」を、とにかくひとつずつ、着実に実戦して身につけるようにしましょう。

ブログで再三再四申し上げてきた「積立算」は、避けては通れぬものと覚悟してください。

なぜなら、これこそがスポーツや格闘技でいう【型】となるものだからです。
また、別の言葉で置き換えるなら、茶道等でいわれる【作法】と表現してもいいかもしれません。

スポーツだけでなく、現実のあらゆる世界で、【型】や【作法】を無視して、成功できるものなどは皆無です。
もし、これらがなくてうまくいった経験をお持ちなら、それは単なるまぐれでしょう、、、単なるラッキーだと、、、
そう考えるのが大人ってもんです。

バスフィッシングは魚相手、自然相手ですから、けっこう多くのアングラーがこんな”偶然”や”まぐれ”を
自分の実力と勘違いしてしまうことがあります、、、 これを繰り返していては絶対にダメです、、、

例えば、フィッシングエルモ・オリジナルDVDをお買い上げの皆様ならおわかりいただけると思うのですが、
ジャーキングというロッドワークを駆使するテクニックひとつに関し、
第一弾のDVDでは、あえてこの【型】なり【作法】なりに焦点を当て、身につけていただけるような工夫をしてきました。

当店の目安では、この第一弾のマスターに掛る時間の目安を、アングラーによって差は出ますが、およそ1~2年と考えています。

そうなんですよ。実践してくれたアングラーなら理解してくれると思うのですが、第一弾をすっ飛ばして、
第二弾のマスターは絶対に無理ですよね。^^;

でも、頑張ってくれている皆様は、どうかご安心ください!
はっきり言っておきますが、エルモブログでこれまで述べてきたあらゆる「王道スタイル」だけを、
たとえ”システマチック”に運用しただけでも(たしかに数多くのバリエーションに及びますが)、
いくら自然相手とはいえ、他のアングラーよりは確実に、いい魚を釣っていけます!!

あきらめずに取り組めば、これは誰もが必ず実感できることは間違いありません!!

まず皆さんには、積立算をやっていただいて、
それを「システマチックに運用する」ことを第一目的にしていただきたい、と思います。

ここまでならば、努力する人ならば、絶対に到達できるレベルです。

しかしながら、次のレベルにいけるのは、はっきりいって人数が少なくなってしまいます。
10人に3人ほどの狭き門だと考えておいてください。

例えば、また当社のオリジナルDVD第二弾の例を出しますが、このDVDではさらに発展して、
「同じような6フィートMクラスと表示されているロッドであっても、複数のそんなロッドの”弾性率”を使い分けることによって、ルアーのアクションまでも劇的に変わる!」といったことをお伝えしましたが、
それを体感する大前提となるのが、個々のアングラーの観察力いかんなんですよね、、、

アクションの違いをすぐに感じれるかどうか??、、、

つまり、それまでのバスフィッシング歴において、ぞれぞれのアングラーが自分自身で培ってきた経験なりが、
少なくとも反映されてしまうのです。

まとめれば、ここから先の段階へ進むためには、さらに上のレベルへ伸びていくためには、
【システマチックな運用、プラス、「個々のアングラーの裁量」】が求められてくることになるわけです。

非常にレベルの高い段階にはなりますが、熱心なアングラーの皆様には、このレベル、
すなわち【システム、プラス「裁量」のレベル】まで目指していただきます。
ぜひ頑張っていきましょう。

最後に、そんな「裁量」を身につけるためのお願いなのですが、
当ブログのアーカイブを一番下の方から、
そう一番最初から読み返してほしいと、願っています。http://fishingelmo.blog.ocn.ne.jp/americanlure/archives.html

その際に、どうか個々のアングラーの頭に中を垣間見るような、
そんな読み方をしていってくださいね。

当初読んだ時には全く気付かなかった大きなヒントが隠されていると思いますよ。

手前味噌ですが、当ブログには宝石となる原石がゴロゴロしていると思います。
これをそのまま原石で終わらせるか、宝石にまで磨き上げるかこそが、
アングラーの裁量といっていいかもしれませんね。

では明日から、余計なことはズバッと省き、釣果報告に徹しますね。ぜひお楽しみに。

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2012/03/22

【必見!フィッシングエルモ小話「finesse と少年」】 戦慄~!やったあ~!九州からの刺客が~!フリーフォールテクニックで厳しい谷間に、ゴージャスバスを2連発~!【指令!スピナーベイトの王道テクニック「ヘリコプター」を研ぎ澄ませ!さあエルモ道場の合宿だ!】 『フリッピングスイッチ付きの逸品リール「ブローニングミダス」リール使おうよ!驚いちゃおうよ!キャンペーン』の御案内! 道具は使いこなせてナンボだ! の巻。

最近の日本のバスフィッシングでは「いわゆるベイトフィネス」なる造語がどうやら巷のアングラーには大人気と喧伝されているようではありますが、

ここの読者の皆様におかれましては、全く無視といいますか、「それなに?また勝手に専門用語を作り出しちゃったの?」と口を歪めてあきれられている様を拝見するに、

本当に心からほっとしますし、着実に基本を身につけてらっしゃるなあと心強くもなる今日この頃ではあります。

といいますのも、そんなタイプのアングラーというものは概してストラクチャーを構造物と誤訳して理解してしまっている方が多く、

地形変化(=正しくはこれがバス用語のストラクチャー)を意識することなんてまるで考えてみたこともなく、

目に見えるカバーばかりをそんな「いわゆるベイトフィネス」で攻めておられるわけですが、

それで何も疑問に感じないようなんですね..........orz

例えば、極めて簡単な一例なんですが、今日は趣向をちょっと変えまして、小話形式でご紹介させていただきましょうか。

フィッシングエルモの小話シリーズ、お待たせしました。^^; シニカルなこのシリーズへの応援、いつもありがとうございます。(笑)

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シャローに桟橋が渡してあって、その柱が垂直にボトムまで伸びて固着しているとします。水面までの隙間は僅か数十CM空いていて、水面からボトムまでは深いところで2.5M、浅いところで1.5M程度あるとしましょうか。

その柱を彼らは「縦スト」と完璧に誤訳します...^^; そうとうな確率の高さでそんな誤訳が飛び交います...orz

(「おいおい、それはカバーですよ!」エルモスタイルアングラーならば早速ツッコミを入れたいところですが、そんなツッコミを入れたところで、長年凝り固まってきた石頭というものはけっして柔らかくなりません...)

それで彼等はその柱に目掛けて、大流行中の「いわゆるベイトフィネス」なる釣り方で、小さいルアーを投げ入れます。

それ専用に開発されたリールだけでなく、

それ専用に開発されたという”感度抜群”と銘打った宣伝文句のロッド、

はたまた高価な替えスプールに交換した自慢の逸品リールを

ここぞとばかりに見せつけるように、わずか数グラムのルアーをかっこよく投げ入れます。

見事に柱ギリギリに着水!

そこからはフォールで誘うようです。

オーソドックスですね、カバーぎりぎりタイトについているバスを狙おうという算段です。わかります。

桟橋の上で見ていた小学校高学年か、もしくは中学生くらいの少年ががこう声をかけてきます。

「小さいルアーなのに、しゅっと飛んでいきますねえ~。そんなことできるんだあ~。小さいルアーはスピニングってお父さんから聞いていたけど、今はそうじゃないんですね~。」

その少年はバス釣りには興味があるのですが、まだ実際にはやったことはありません。それまでは海釣りに数回連れていってもらったことがあるくらいでした。

それで、いまはベイトタックルを買ってやろうと、お小遣いを貯めている真最中なので、憧れの気持ちですべてのアングラーを羨望の眼差しで見つめているのです。バスフィッシングアングラーが少年の憧れです。

お母さんが頑張って働いてくれていることを重々承知している少年は毎月の小遣いをもらっても、けっして無駄使いはせず、そんな待望の日が来るのを心待ちにしています。

それに対し彼等は「ベイトフィネスって最近流行ってるスタイルなんだよ。リールもロッドもそれ専用で感度最高なんだよ!小さいルアーはやはりスレている時に強いんだよ!」と答えています。

が!! しかし!!

すぐにラインが張ってしまって、カーブフォールになっています...

どんどんルアーは柱から離れていきます.....orz

ロッドティップは徐々に下げているようですが、ドンドン離れていっています....^^;

おっ回収か、2人の内もう一人の方が今度は攻めてみるようです。

選手交代し、もう一度柱ギリギリにプレゼンテーションしておられます。

やり直すわけですね。なんだかほっとしました。

ところが~~~、全く同じことの繰り返し~~~......

またもや柱からどんどん離れていきます.......

でも、それがさも当然であるかのように.....orz

???

桟橋で一部始終を見ていた少年からとうとう声が掛けられます。

「柱のところにバスがいますよ!柱の影にピタッとくっついてますよ!」

そこへ彼等の友人でしょうか、別のアングラーが近づいていきます。

手には古臭いスピニングタックル、ロッドも6フィートそこそこでけっこう太い時代遅れのタイプですし、リールにしてもなんだか古そうです。

頭には色褪せた帽子を被っています。どこかでみたことのある帽子です。でも逆光でよく見えません。

「あれはもしや巻くと音がするカーディナルではないか?お父さんと同じだ!あっ、あのアブガルシアの帽子だ!あれはきっとあの帽子だ!」そんなことが桟橋上の少年の頭にふとよぎります。(笑)

くるっと回ってスピニングの彼は、ベイトフィネスの彼等とはほぼ反対側からアプローチするようです。

ジグヘッドが水面で綺麗にスキッピングして柱ギリギリに着水!フェザーリングの動きに無駄がありません。

そこからは同じくフォーリングで誘うようです。

じっ~とした静寂....

彼は集中しています。よく見えませんが、眼つきがさらに鋭くなったような感じです。そして全身がまるで獲物を捕らえるかのような雰囲気です。

静寂を打ち破るおもいっきりフッキング~~~!!

バシャバシャバシャ~~、

水面にバスが顔を出してからも、

まるで早技のように一瞬で引き上げランディング=====!!

再び静寂がおとずれました。

「でかいですねえ~~!!50CMくらいあるんじゃないですか?!」桟橋で見ていた少年から興奮気味の声が掛けられます。

「ありがとう!やっぱり柱ギリギリだったよ!君の大声アドバイスのおかげで釣れただけだよ!本当にありがとう!」そう言って爽やかに去っていきました。

スピニングの彼の顔は最初から逆光で全く見えませんでしたが、少年には満面の笑顔がありありと想像できました。

そして、どことなくなつかしい感じの声でした。

さて、さきほどの2人組に目を遣ると、早速その同じ柱を攻めています。

「あらら~~」少年はおもわず呟いてしまいました...

でもまたもや同じようにカーブフォールして柱からルアーが離れていくのでした...

そして、どうやら少年が勘違いしていただけで、スピニングの爽やかな彼と彼等二人組とは友人ではないようでした。

桟橋の少年は帰宅した後、気になって「finesse」という英単語を辞書で調べてみました。

辞書にはこうありました。

【fi・nesse[ fins ]
[名][U]

1 (判断・識見などの)鋭さ,細かさ;手ぎわのよさ,手腕,巧妙,巧みな処置

  with finesse
手ぎわよく.

2 [C]策略,術策,悪だくみ.

3 トランプフィネス:持ち札の上位の札を残し,低位の札で場札を取ろうとすること.

━━[動](自)

1 手腕をふるう,策略を用いる.

2 トランプフィネスを用いる.

━━(他)

1 ((米))巧みにやってのける

  finesse one's way to a position
巧みにある地位までのぼる.

2 〈人を〉だます,出し抜く

  finesse a person into doing
人をうまくだまして…させる.

3 トランプ〈札を〉フィネスに使う;〈札を〉フィネスで出させる. 】

どちらが手際がよかったか、どちらが巧みだったか、その光景を思い出した少年は、おもわずふっと吹き出しました。

そして遺影に飾られた亡き父の写真を振り返りました。

アブガルシアの色褪せた帽子を被った父が満面の笑顔で頷きかけてきた気がしました。

「たくみ~、晩御飯できたわよ~~~!!」 

1階からお母さんが大声で呼んだのでいそいそと階段を下りていきました。

そして食事をしながら今日あった出来事を話しました。

「かっこいいわね、その人!」 お母さんはなんだか嬉しそうでした。

少年はその夜、6フィートのジャーキング用ベイトタックルを購入する夢を見ましたとさ。

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それでは今日も釣果報告へとまいりましょうか。

毎度おなじみの九州からの恐るべきテクニカルな刺客~~、宮崎県のあっぱれアングラーの”永遠のビギナー”氏が、3月初旬~~~、

はっきりいってめちゃくちゃ難しく、かつ高度な集中力が要求される「フォーリングの王道スタイル」を駆使し~~~、

見事に写真のような今年の初バスを釣り上げてくれましたあ=====!!

そうですよ~~、みなさ~~ん、今は廃番のボーマー社のブッシュワッカーという「シングルコロラドのスピナーベイト」を使い、

アメリカン王道テクニック=必殺の「スピナーベイトのヘリコプター」を炸裂させてくれましたあ=====!!!20120301

さすがですよ~~~!!

地形変化(ストラクチャー)のエッジを、高度なテクニックが要求されるフリーフォールで、見事にタイトな攻め方で攻略してくれましたね!!

しかもこれだけでは終わらない!!

同じくシンキングルアーであるもうひとつのタイプのルアー、そうです、リップレスクランクベイトのボトムホップで~~~、

具体的には「コーデル社名作スーパースポットC33」を使い~~~、

さらにもう1尾追加~~~!!

非常に厳しい”谷間”の日に、ナント~~、合計2尾のナイスバスを~~~、

タイトでクレバーなフォーリングテクニックで釣り上げてくれましたあ=====!!20120301_2

さすがすぎですよ~~~!! 

巷の人ではたいがい釣れない難しい魚だったことは間違いありません!! 本当にお見事です!!

そうですよね、みなさん、ハンドルネームで油断させられてはなりませんよね!!^^ 

早春の時期からスポーニングが絡んだシーズン全般に超効果的な、はっきりいって超上級テクニックである「ヘリコプター」!! 

難しいですが、ぜひぜひみんなでトライしていきましょうね!!

なんてたってシンキングルアーを使っていくのですから、バスにルアーを近づけてやる!ということに極めて効率的ですからやらない手はないですよ!!

それに~~~、

これからスポーニングの絡んだシーズンにかけての、けっして忘れてはならないお約束プライムスポット~~~、

そうですよ、「水深2~3Mのコンタクトポイント」を直撃してやれば、

きっとめちゃくちゃいいことが起こりそうですから=====!!!^^

”永遠のビギナー氏”に敬礼!!

永遠のビギナー氏曰く、

【こんばんは。宮崎の永遠のビギナーです。

写真は3月に宮崎の野池で釣った初バスです。

ライトリガー?に打たれまくった後でしたが^^;、

「ブッシュワッカーシングルコロラドのヘリコプター」、

「スーパースポット33のボトムホップ」、

この2つのフォーリングテクニックを駆使して~~~、

なんとか釣りましたよ~~~!!!

暖かい雨で、バスはブレイクラインのエッジにサスペンドしていたようで、

エッジを越えてフォールした瞬間に~~~、

本当に『一撃』でしたあ=====!!!

数ヵ月ぶりの釣りでしたので、キャスティングの精度が最低でした(苦笑)

もちろんジャーキングも…(涙)

今年はたくさん釣るぞぉ~~!!

次回はブログに掲載されているエキスパートアングラー様のような、中身のある釣果報告が出来るように頑張ります!!(笑)】

う~~ん、本当に素晴らしい釣果だと思います!!! 

はっきりいって濃い~中身ありまくりですから、ありがとうございます!!永遠のビギナーさん!!

ところでみなさん、フリーフォールやヘリコプターといったテクニックは慣れないうちは本当に難しいですよね...^^;

ラインを張り過ぎるとどんどん手前に寄ってきちゃうし、ラインフケ(ラインスラック)を出し過ぎるとバスのアタックを感じるのが遅れてしまいますから...

それに1M以浅ならばなんとか上手く糸フケを利用できたとしても、深くなるにつれできないって方はけっこう多いんじゃないでしょうか...^^;

特にスポーニングが絡んだシーズンは、水深にして3Mまでをも射程に入れなければならないのに、これじゃあダメですよね.......^^;

どうですかみなさん? 垂直にフリーフォールできている自信はありますかね?? 3M以深でも?? 

でもご安心ください!!^^

これは慣れですから、練習すれば勘のいいアングラーならば徐々に出来るようになります!!^^

ここでフィッシングエルモの合言葉へとまいりましょう=====!!!

さあスピナーベイトのヘリコプターの合宿だ!!

【1.大きいシングルコロラドでまずは練習だ!

2.スピナーベイトの着水後、すぐにクラッチを入れるな! そう、「水圧」を利用するのだ!

3.30~50CMルアーが沈んでから、サミングしながら、一気にロッドを!腕をあおれ! 腕が頭の上までくるよう、そう、一気にだ!

4.その際は、7フィート以上のロングロッドがやりやすい!

5.そしてクラッチを切り、ルアーの沈下速度に応じてロッドティップを徐々に下げていく!

6.そしてロッドティップが水面近くに来たならば、もう一度繰り返せ! 

クラッチをオフにしてサミングしながら、

そう、ロッドを、腕を、頭の上まで一気にあおれ!

7.その繰り返しだ!】

そして~~~、これがフィッシングエルモならではの最大の秘密であり、

本場アメリカにおいて長年に渡って培われてきた王道テクニックであるが、

【スピナーベイトのヘリコプターテクニックをさらに研ぎ澄ますには、

まず日本市場ではエルモ以外ではめったにお目にかかれない、

「フリッピングスイッチ付きリール」を思い存分使いこなせ!!

「フリッピングスイッチ付きリール」の驚異のポテンシャルにきっと慄くはずだ!!

もうけっして手放せなくなるだろう!!】

憶えておくといいだろう!!(笑)


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